極寒期のA型インフルエンザがあまり流行しなかった分、隔年に流行する傾向のあるB型インフルエンザの開始が早く特に強いピークがなく、だらだらと流行が持続している印象でした。3月中旬には某中学校の卒業式を期にその周辺で特に強い流行が見られました。幸い、その後、春休みに入ったため1週間程度で患者数は減りました。卒業式は密閉し互いが近接した空間に多数の生徒が集合するので、感染症を拡大するには最も危険な状況です。集大成の舞台で皆それぞれに思い入れがあり、無理をしてでも参加したかったり、発熱があっても参加を勧奨する教師もいるそうですが、感染症拡大の懸念もあることは十分ご留意いただきたいものです。
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