阪口内科皮膚科クリニック

阪口内科皮膚科クリニックは、阪南市で、内科と皮膚科を専門として開設した診療所です。

TEL.072-481-3939

〒599-0232 大阪府阪南市箱作3505-2

ブログ
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診療所のIT化(院内環境)

当院では医療情報をほとんどIT化しております。

まずは、電子カルテと連携し、患者さんのカルテを開けば、同時に連動してその情報が表示されます。
そのファイリングリストは以下のものです。
1. レントゲン写真(過去の写真も同一画面で比較検討できる。)
2. 超音波検査(過去の写真も同一画面で比較検討できる。保存はDICOMおよびjpeg。)
3. 内視鏡検査(過去の写真も同一画面で比較検討できる。保存はjpeg。)
4. 他院で撮影したCT、MRI、レントゲンなど(DICOM企画でデジタル提供いただいたデータを当院に持参していただければ、当院で施行したのと同じ条件で保存でき、直ぐに閲覧できる。)
5. 心電図(過去の心電図所見との違いもViewerにて同一画面で比較検討できる。)
6. Holter心電図(SDカードに保存したデータは解析ソフト内で全て保存。主要なデーターはpdf形式で抽出し保存、それを閲覧可能。)
7. 脈波(ABI/PWV)(過去のデータとの相違も同一画面で比較検討できる。データはcsv形式で保存しているが、閲覧はpdf形式で可能。)
8. 呼吸機能検査(データをRS232CにてPCに取り込み専用Viewerで閲覧可能。)
9. 血液検査(当然時系列で比較検討でき、経過のグラフも直ぐにプリントアウトできる。)
10. 院内一般尿検査(データをRS232CにてPCに取り込み血液検査との時系列とは別に比較検討できる。)
11. 紹介状、報告書など(記録はjpeg形式で保存し閲覧可能。)
12. 診療情報提供書、介護保険主治医意見書、診断書などは全てpdf形式で保存し閲覧可能。
13. 長谷川式認知スケール、頭痛問診、うつ問診、睡眠時無呼吸症候群問診などはRS_Baseに備わっているチェックシート機能でデータ保存。
※ 紹介状など紙媒体でいただいたデータは、スキャナーに取り込んで保存するため閲覧する際は少し汚いですが、当院のデータは全て直接PC内で処理したものでスキャナーなどによる歪みはありません。

在宅関連
14. 血糖自己測定(自己測定器よりデータを抽出し保管。データはcsv形式で保存しているが、閲覧はpdf形式で可能。)
15. 自己血圧測定(指定した血圧測定器を購入いただき、そのIDを登録いただければ、インターネットを介してサーバーに接続し、診療前にそのデータを抽出可能。記録はpdf形式で保存し閲覧可能。)
16. 睡眠時無呼吸症候群治療(CPAP機器に装着しているSDカードなどを持参いただき、装着率、無呼吸指数、いびき回数などのチェック可能。記録はpdf形式で保存し閲覧可能。)

2013年度のインフルエンザの特徴

今年は例年に比べて流行の時期が遅く発症数も少ない印象です。
地域の学級閉鎖も例年と比較して少ない状況です。
一昨年は、咽頭がイクラのように発赤腫脹するケースが特徴でしたが、今年のインフルエンザは咽頭発赤がほとんど認めませんでした。
また、悪寒戦慄を伴う高熱を主訴として受診されるケースもやや少ない印象でした。
一方で、昨年までは65歳以上の高齢者インフルエンザ予防接種を受けられた方の発症はほとんどありませんでしたが、今年はそのケースが多いのも特徴でした。
毎年当地区のインフルエンザ流行状況の統計をとっていますと、一昨年までは隔年で、3月頃からB型が流行します。
その規則では、昨年は非流行時期に当たるのですが、昨年はややB型の発症は多かったように思います。
今年は、順番からすると流行時期なのですが、昨年がやや流行しましたので、どうなることでしょうか?

診療支援ソフト(RS Base)

2004年12月から、”RS_Base”という診療支援ソフトを使用しています。
現在、ファイリング数は10万件を突破しました。
主には、画像ファイリングソフトですが、様々な医療機器との連携や問診機能もあり、診療には欠かせないツールとなっています。
このソフトのおかげで診療レベルも低下せずにいられると思っています。
この”RS_Base” は、広島県でリバーサイドクリニックを開設しておられる山下郡司先生が開発されたもので、なんと導入費用、サポート代とも”0円”。MLへの参加が義務付けられており、この参加費が年間6,000円程度です。
MLではいろんな質問に対し、開発者の先生が、直々に回答してくれるという”超はなれわざ” を日々こなされております。
当方も、設定で困った時、土曜の深夜や日曜日に至っても、MLにて対応していただいたご好意と熱意には、感嘆・感謝の極みです。
現在、Dynamics という電子カルテを導入している先生方を中心に、1000人強のユーザーがいらっしゃいますが、商売されておりませんので、勿論、宣伝は無し。
口コミで、ユーザーが増えている状況です。
私も初歩ユーザーですが、現在使用している電子カルテ(Medical Station:Merits)との連携も、患者情報出力、所見・処方出力、カルテ開閉時の自動読込が可能です。
(Medical Station との連携には、Meritsに対して、導入時の設定費用が必要となります。また、RS_Base 内の設定やトラブルに関してのサポートは Merits では行いません。)電子カルテのサーバーとRS_Baseのサーバーとは、別々に設定していますので、LAN系統に問題がなければ、同時にトラブルになることはまずありません。 したがって、電子カルテシステムが何らかのトラブルで使用できないとき、レセプト機能は使用できませんが、過去の診療状況や過去処方はRS_Base で参照できますので非常に便利です。

但し、難点は、このシステムをサポートできるベンダーが非常に少ないことです。私も、導入はクロスポイントさんにお願いしましたが、非常にお忙しいようです。 少しずつ、コンピューターやネットワークの知識、ソフトの機能などを自分で勉強して、少々のトラブルでも解決できる能力を身につけていく気概がなければ、導入は難しいかもしれません。しかし、導入される多くの先生方も、初めからコンピューターに聡い方ばかりではありません。 RS_Base 導入を機会として、PCやネットワークに対する知識を増やされています。