阪口内科皮膚科クリニック

阪口内科皮膚科クリニックは、阪南市で、内科と皮膚科を専門として開設した診療所です。

TEL.072-481-3939

〒599-0232 大阪府阪南市箱作3505-2

IT化
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はじめに

 当院では開設時より電子カルテを導入し、10年以上の実績があります。また、診療支援システム(RS Base)を導入して8年の実績(平成24年度)となります。現在、カルテ部門はもとより、血液検査、院内尿検査、心電図、呼吸機能検査、レントゲン写真、内視鏡検査、超音波検査、皮膚科写真などほとんど全てが、直接生のデータとして、電子媒体に保存しています。
 また、他病院で施行された画像もDICOMデータでいただいているものはその状態で保存し、当院で施行した検査と同じ条件で閲覧することができます。このようなデータは数年で、10万件以上蓄積されています。

電子カルテ とは

 保険医療機関は、患者を診療した際、その代価の大部分を保険者(市町村国保や健康保険組合)に請求します。これに必要な明細書をレセプトといいます。レセプトは患者氏名、保険者番号や病名等を記入した上書き部分と、検査や投薬などの診療報酬点数の欄などで構成されています。この情報を作成するコンピューターを”レセコン”といいます。診療録(カルテ)には、レセプト請求するのに必要なすべての情報が記載されています。したがって、診療録とレセコンを一体化させることは合理的であり、これが、電子カルテであります。 電子カルテを用いると、転記作業が不要ですので、作業の効率化とミスを減らすことができます。また、電子媒体ですので、情報管理や検索が容易な上に、劣化や収納スペースが不要です。

画像ファイリングシステム とは

 医療現場には、さまざまな患者情報(診療録、保険証、血液検査などのデータ、レントゲン写真、紹介状、超音波検査や内視鏡などの画像、心電図情報など)がありますが、これらは患者さん毎に整理する必要があります。
 紙カルテの場合、紙媒体の情報はカルテに貼り付け、その他の画像などは倉庫などに保管されています。必要があれば倉庫までとりに行かなければなりませんが、保管が悪いと見つけ出せないこともあります。また、写真などは劣化して何年も前のものは見るに耐えなかったりします。この煩わしさで、過去の検査との比較を怠りがちになります。さらに血液検査などが紙ベースで保管されていても、経年的な変化を容易に比較することが困難です。
 ファイリングシステムは、電子化されたこれらのデータを1つのコンピューター内に保管している(またはいくつかのコンピューターとリンクしている)ので、患者さんの電子カルテを開けば、いつでも簡単に呼び出せるようなっています。さらに、電子データですので、画像の劣化はなく、データベース化された情報(血液検査の検査値など)の比較は容易で、グラフ化や統計処理も瞬時に行うことができます。 最近、CTやMRIなども電子化されたデータで提供されるケースが多く、それらの保管にも最適です。

近隣医療機関との画像連携(病診連携)

 現在、下記の医療機関からダイコムデータの提供を受けることが可能となりました。 
  • りんくう総合医療センター:  CT、MRI、CAGなど 当院のビューアーでの閲覧が可能
  • 岸和田徳洲会病院: CT、MRI、CAGなど RAW形式でないdcmデータがあり、一部は提供されるビューアーからの閲覧のみ
  • 阪南市民病院: CT、MRI 当院のビューアーでの閲覧が可能
  • 済生会新泉南病院: CT、MRIなど 当院のビューアーでの閲覧が可能
  • 和歌山労災病院: CT、MRIなど 当院のビューアーでの閲覧が可能
  • 市立貝塚病院:  CT、MRIなど 実例なし
  • 岸和田市民病院: CT、MRIなど 実例なし
  • 日赤和歌山医療センター: CT、MRIなど 実例なし
 地域再生医療計画の一環で、りんくう総合医療センター、市立貝塚病院、阪南市民病院の3病院が患者情報をWEBで閲覧できるシステムを構築する計画があり、平成26年度からの運用を予定しています。患者さんが閲覧許可を行えば、これらの3病院に通院された際に行った、処置、投薬内容、画像、一部の生理学的検査、血液検査などの情報が、当院からWEBで確認することができるようになります。
 診療所からのデータをこのシステムにUPするにはさらに時間がかかりますが、体制さえ整えば、当院ではいつでも行えるように準備しています。診療所からのデータをUPすることができれば、これら3病院を救急受診した際に、当院での治療や検査について、24時間365日いつでも確認を行っていただくことができますので、患者さんには安心していただけるシステムとなります。